三色三節高

三色三节高(サンショクサンセツコウ)とは?

三色三節高(サンショクサンセツコウ)は、国標麻雀における8翻の役種の一つで、三色三節高は、萬子、筒子、索子の三種類の花色で、数値が連続する刻子(ポン)をそれぞれ揃える役です。例えば、萬子の3の刻子、筒子の4の刻子、索子の5の刻子を揃えるなど、異なる花色で数値が連続する刻子を作ることを指します。

三色三节高の基本ルール・成立条件

三種類の花色で、数値が連続する刻子をそれぞれ揃えること:例えば、萬子の6の刻子、筒子の7の刻子、索子の8の刻子を揃えるなど、異なる花色で数値が連続する刻子を作る必要があります。

例示的な牌形

  • 手牌: 三萬・三萬・三萬(3萬の刻子)、四筒・四筒・四筒(4筒の刻子)、五索・五索・五索(5索の刻子)、南・南(南の対子)、白・白・白(白の刻子)
  • 解説: 萬子の3、筒子の4、索子の5の刻子を揃えており、三色三節高の条件を満たしています。

三色三节高の注意点

三色三節高の戦術上の注意点

  • 手牌のバランス:三種類の花色で刻子を揃える必要があるため、特定の花色に偏らず、全体的にバランスよく手牌を進めることが重要です。
  • 刻子の構成:数値が連続する刻子を揃える必要があるため、序盤からこれらの刻子を意識して手牌を組み立てることが求められます。
  • 他家の動向の観察:特定の数値の牌が場に多く出ている場合、その数値での刻子作成が難しくなる可能性があるため、他家の捨て牌を注意深く観察することが重要です。

特殊な状況

  • 副露(ポン)の活用:三色三節高は刻子を揃える必要があるため、状況に応じてポンを活用して手牌を進めることが有効です。ただし、副露を行うと他の役との組み合わせが制限される場合があるため、注意が必要です。

他の役との組み合わせ

  • 碰碰和(6翻):4つの刻子(または槓子)で構成された和了形で、三色三節高の構成上、必然的に碰碰和が成立します。
  • 双同刻(2翻):同じ数値の刻子を2組作る役で、三色三節高の構成中にこれを含むことで追加点が期待できます。
  • 幺九刻(1翻):一、九の数牌や字牌で構成された刻子を作る役で、三色三節高の構成中にこれを含むことで追加点が期待できます。