平和(ピンフ)は、日本麻雀で比較的頻出する1翻役のひとつです。「門前で4つの順子(チーの形)+役牌以外の対子(雀頭)+両面待ち(リャンメン待ち)」という要件をすべて満たすことで成立します。見た目は「オール順子の手+飜牌じゃない雀頭+両面待ち」という形になるため、点数が安くなりがちですが、門前限定のためリーチや自摸と複合しやすく、最終的には大きい手に化けることもあります。
門前であること
ポン・チー・明カンをしていない(副露なし)状態でなければ、平和は成立しません。暗槓(アンカン)は門前を崩さない扱いなので、暗槓を含めていてもOKですが、手牌構成が純粋な「順子×4+対子」である必要は変わりません。
4つの順子(面子)があること
雀頭(対子)は場風牌・自風牌・三元牌以外
両面待ちで和了すること
平和形の点数計算(符計算)
安手をダマテン(黙和了)にする選択
平和の作りやすさ
役牌対子・刻子を避ける
振り込みの危険度