立直(リーチ)

立直(リーチ)とは?
門前手(他家からのポン・チー・明カンを一切行わない状態)でテンパイをしているときに「リーチ」と宣言することで成立します。リーチ宣言時に1000点棒(リーチ棒)を卓の中央に供託し、その局が終わるまで他の牌の鳴きや手替わりができなくなるという、大きな制約を伴います。その代わり、一発や裏ドラなど高打点を狙える要素が増えるため、勝負どころでは一気に大きな得点を獲得できる可能性があります。
立直の基本ルール・条件
門前であること
- 立直は門前(メンゼン)状態でのみ宣言可能です。
- 具体的には、ポンやチー、明カンなど他家の捨て牌を鳴いて副露した場合はリーチできません。
- 暗槓(アンカン)は門前を崩さないため、その後もリーチは可能なケースがありますが、タイミングによってはリーチそのものができなくなる(テンパイが崩れる・待ちが変わるなど)場合もあるので注意が必要です。
テンパイしていること
- 立直宣言時に、和了牌が1種類以上ある状態(テンパイ)でなければなりません。
- 実際にはリーチ宣言した捨て牌を横に倒して示すため、もしテンパイしていない状態でリーチをかけてしまうと「錯和(チョンボ)」という重大な反則になります。 持ち点が1000点以上あること
- リーチをかけるには、自分の持ち点が1000点以上必要です。
- なぜなら、リーチ宣言時に1000点棒を供託するからです。
- トビ(点棒が0以下になる)寸前の場合など、点数状況次第ではリーチをかけられないこともあります。
残りツモ番への配慮
- ルールにより多少違いはありますが、山の残りが極端に少ない場合はリーチできないとしている場合もあります(例えば残りツモが4枚以下など)。
- リーチ後に最低限の巡目がないと、一発や裏ドラの意味が薄れてしまうからです。
リーチ棒の扱い
- リーチ宣言時に出した1000点棒(リーチ棒)は、誰かが和了した際にその和了者が全て回収します。
- 流局した場合は次局へ持ち越され、次の和了者がまとめて受け取ります。
- リーチ者が和了できなければ、実質的にリーチ者は1000点を失うリスクを背負うことになります。
立直の特殊な状況
ダブル立直(ダブリー)
- 配牌時点(親なら14枚、子なら第一ツモ含む14枚)でテンパイしている場合に、その最初の捨て牌でリーチを宣言すると「ダブル立直」扱いとなり、2翻役として計算されます。
- 通常のリーチと同じく手替わり不可やリーチ棒供託は同様ですが、純粋に1翻多いぶん、ツモや一発・裏ドラ次第で一気に大きな点数になることも。
- その反面、早すぎるリーチなので他家に警戒されやすく、ほぼ確実に一発消し(他家の鳴き)を狙われます。
フリテンリーチ
- リーチ時点で待ち牌の一部または全部が既に自分の捨て牌に含まれていると、フリテンリーチと呼ばれる状態となります。
- フリテン中はロンができずツモ和了のみ可能です。
- それでもリーチにより裏ドラ・一発を狙えるメリットは残るため、点数状況によっては敢えて振聴リーチを選ぶ場合もあります。
リーチ後の暗槓
- リーチ後に自分が暗槓することは可能ですが、待ちが変わる暗槓をして、そのまま自分が和了すると「チョンボ(錯和扱い)」になる場合があります。
- また、暗槓すると一発は消える(鳴き扱い相当)とするルールが一般的で、相手のドラも増えてしまうリスクがあるため、慎重に判断が必要です。
流局時のテンパイ確認
- リーチをかけたプレイヤーが流局した場合、手牌をオープンしてテンパイを証明しなければなりません。
- 当然、リーチ時点でテンパイしていたはずなので通常はノーテン罰符を払うことはありませんが、もし誤リーチ(実はテンパイしていなかった)ならチョンボになります。